建具(たてぐ)屋さんって皆さん分りますか?
聞いた事はあるけど実際にどんな仕事をしているのかはよく知らない。
なんて方が多いと思いますが。
建具屋さんというのは家の中や外の建具、つまりドアとか襖(ふすま)
なんかを作っている人達です。
最近は家の外のドアや窓はアルミサッシを使う事がほとんどで、室内でも
メーカーの物が増えて来て、建具屋さんの仕事が昔と比べると
かなり少なくなってしまっています。
その為、建具屋さんの数もだんだん減って行ってしまっています。
・・・が、建具屋さんが無くなる事は決してありません。
何故か?・・・それはメーカーでは絶対に出来ない建具(つまりオーダー品)
や障子や襖などは建具屋さんでないと作る事が困難だからです。
オーダー品はもちろんですが、障子や襖って技術の進んだ今でも
職人の手作業でないと出来ない所があります。
いわゆる職人の経験と勘ってやつです。
共栄建設でお願いしている建具屋さんは、実は僕の友達でも
あるのですが、彼と建具の話しをしていると、「へー、すげー」
なんて思う事が沢山あります。
今、建築している住宅に一部オーダーで建具をお願いしていて、
つい最近その建具を納めてもらいましたが、なかなかの出来栄えです。
こんな感じです。

これを見たお客さんも、「おー♪いいじゃん!」と満足して頂けました。

写真では分りにくいかもしれませんが、この建具、高さが天井まであります。
おおよそ2m70センチくらいです。
こんな建具はどこにも売ってないですね。
所で建具屋さんって、実はドアなんかだけじゃあなくて、家具とか時には
キッチンなんてのも造ったりしています。
「えー・・・そうなの?」と思った方がほとんどだと思いますが、
大昔は(江戸時代から昭和初め頃)家具は基本は建具屋さんが造って
いたのです。
考えてみれば建具を造る事ってかなり精密な作業なので、
家具に応用する事は十分に可能です。
この建具屋さんも、当然の様に家具も手がけていて、以前にはキッチンも
製作してもらった事もあります。
お客さんから、「この隙間にピッタリ入る本棚が欲しいんだよねー」
なんて時はお願いしています。
以前のブログに、「共栄建設では家具も作っています」なんて事を
書きましたが、凝った家具の場合だと彼に助っ人してもらう事もあります。

(建具屋さんの作業場の様子です。いろんな機械がギッシリです)
正直な所、作ってもらうとそれなりの値段が掛かってしまいます。
・・・が、出来栄えを見ると、「ま、高かったけどしょうがないか」と思います。
「建具なんて付いてりゃあいいじゃん!」と言ってしまったらそれだけですが、
この部屋だけは・・・とちょっとだけこだわって建具を入れてみると、
家に対する思いや愛着もも少し変わって来ると思います。
ご自宅の建具を変えてみませんか?・・・と、言うつもりはありませんが、
建具が傷んできて、「ちょっと交換しようかな?」と思った時に、
思い切ってオーダーしてみるのも良いかもしれません。
その時は相談に乗りますよ!


